万年筆 スーベレーンM805 ブラックストライプ
1929年ペリカン社は世界で最初にディファレンシャル・ピストン・メカニズムを発表しました。万年筆内部に内蔵されるピストン部分は、ふたつの異なったギアによって、インク吸入ハンドルより速く回転して上下します。
今日に至るまで、様々なデザインや機構を持つ万年筆が発売されましたが、基本的な吸入メカニズムは同じです。
1950年、モデル400が発売されました。
その緑縞の胴軸がペリカンブランドのシンボルとして世界中に知れ渡りました。
1980年代になりSouveranと名付けられましたが、ドイツ・ヴァイマル共和政期の政治家シュトレーゼマンのスーツのストライプ模様が有名だったので、シュトレーゼマンというニックネームで呼ばれていました。
M805はスーベレーンの王道モデル。
太いペン軸は手にずっしり感じる本格派万年筆として誰もが憧れる1本です。